モテに必須の考え方｜モテる為のコミュニケーションとは
さきほどの記事で話したことは結構重要な
部分が含まれているので番外編という感じ
で前回と同じ内容を少し深く話しておきた
いと思います。
今回のお話は男性でも女性でも共通の
項目なのであなたが女性であったとしても
参考にしてみてください。
口説くというコミュニケーションは感情のコントロール
よく男性でも女性でも
「目の前人を口説いてください」
といって口説きの練習をしてもらう場面があるの
ですが、大抵の場合口説くというコミュニケーション
とは真逆の説得をしてしまう人が非常に多いです。
使う言葉は皆さん違いますが結局のところ
- 自分と付き合うとどんなメリットが有るか
- 自分がいかに優れているか
というようなプレゼンテーションを始めてしまうのです。
これでは相手の異性はおちません。
人間は基本的に説得されて自分の行動を決定
されることを好まないからです。
自分の感情によって人は行動を選択する
人間は男でも女でも関係なく自分の自由意思決定
を邪魔され強要されることをひどく嫌います。
自分の行動は自分自身で決定したいという
基本的欲求があるためで他人から自分の行動
を決定されることに嫌悪感を覚える生き物なのです。
子供の頃親から「勉強しなさい」などと言われて
泣く泣く宿題を始めた経験がある人もいると
思いますがその時の気持ちはどうだったでしょうか？
嫌な気持ちがしたという人がほとんどでしょう。
これは恋愛においても同じことで好きになった
相手に自分と付き合うことがいかに素晴らしい
事かをプレゼンテーションしたところでそれは
相手にとって行動の強要の解説でしかなく
感情が揺り動かされることが無いので
付き合う事につながらないのです。
では、子供の頃夏休みなどに親に
「明日ディズニーランドに行くよ！」
と言われた時の事を思い出してみてください。
行先はディズニーランドでなくとも家族で行く
旅行や楽しい思い出なら何でもいいです。
この場合も子供のあなたにはどこに家族旅行
に行くのかという決定権はなく言わば行動を
強要されている場面です。
ですが、あなたはおそらく旅行の前日から
ワクワクして夜も眠れないほど興奮して
いたことでしょう。
「勉強をしなさい」という行動の強要を受けたとき
はあれほど嫌な思いをしたのに「旅行に行く」
という行動の強要の場合はなぜ嫌な思い出
はなくまだ旅行に行っていない前日から
ワクワクドキドキできたのでしょうか？
家族旅行は楽しいことだから。
確かにそうですし正解です。
しかし、少し説明不足でもあります。
正確に言うならば旅行に行く前日から実際に
旅行に行って楽しんでいる自分を想像して
すでに妄想の中で家族旅行を満喫していた
からです。
それはとてもエキサイティングで心地よい
感情だったのではないでしょうか。
旅行の前日から自分の想像の中で家族旅行
を満喫しきっている状態のあなたは当日
「早く旅行に行きたい！」とはしゃいでいたこと
でしょう。
これは、頭の中が家族旅行によって楽しい
感情に支配されているあなたは
「旅行に行きたいのは自分の意思だ！」
と完全に思っていたからです。
本当は親によって強要されている行動にも
かかわらずです。
つまり何が言いたいかと言いますと
「人間は自分の感情の変化によって自分の行動を決定する」
という事なのです。
相手の感情をコントロールして行動を促すのが口説き
家電の営業マンで営業成績が良い人の特徴で
「商品機能の説明をするのではなくその商品を得ることでどのような快適な未来が得られるのかを解説する」
というものがあります。
商品がいかに良いかを説明するのではなく
その商品を得た場合の快適な生活風景
を想像してもらい感情の変化を促し購入
という行動に導くのです。
口説きのコミュニケーションも同じ事なのです。
好きな異性に対していくら理性的な
プレゼンテーション（商品機能の説明）をして
自分と付き合う事のメリットを伝えたとしても
帰ってくる答えはＮＯなのです。
口説きのコミュニケーションとは好きな相手に自分と
付き合っている未来を想像してもらい、その想像や
妄想が心地よいと感じるよう誘導するような会話
やコミュニケーション・体験をしてもらう事なのです。